お茶の間が帰ってきた?
スマホやタブレットの普及に寄って、お茶の間に家族が集ってTVを観る光景がなくなった。いわゆる「お茶の間」が消滅するといったことが言われていました。
それから3年。実際のところ、お茶の間は無くなっていない。むしろ、復活してきたようです。
その秘密はコネクテッドTVの普及。
コネクテッドTVとは、インターネットに接続されたTV型デバイスのこと。最近、TVを買った人にとっては当たり前だと思うけど、リモコンに「You Tube」や「Netflix」のボタンが最初からついているやつです。
大画面で「You Tube」や「Netflix」を見たいというニーズが大きいのでしょう。確かに迫力のある映画や、動きをよく見たいエクササイズ動画なんかも大画面で観られるのは大きなメリット。もちろん、家族みんなで一緒のコンテンツを視聴して、あーだこーだ言いながら観たいというニーズも変わらずあったんでしょうね。
さらに、大画面でコンテンツを視聴しながら、手元のスマホやタブレットで情報検索するという行動も増えているようです。スマホで動画視聴と検索が同時にやりづらいので、納得の行動。実際、TV画面で配信する広告は、ブランド名などのキーワード検索数もアップしているのだとか。
一昔前は、「TVがなくなる」「ラジオがなくなる」「新聞がなくなる」「雑誌がなくなる」と言われていたけど、結局、カタチやニーズへの対応の仕方を変えて生き残っている。場合によっては、以前よりもさらに活用されるようになっているのが面白いところです。
また今度ってわけには、いかない。
コロナによって、引退の機会を奪われた3年生がいる。その事実を、改めてこのムービーで思い知る。彼らにとって、いろんなことが出来なくなってしまった一年ではなく、一番やりたかったこと、一生に一度しかない機会が奪われてしまった2020年だった。
オリンピックもそうだ。
感染拡大はもちろん心配だし、防ぐために全力を尽くすべきだと思う。思うけど、この動画で描かれている学生たちのように、いや、それ以上にオリンピックを目指してきたアスリートたちの機会を奪ってしまうことにも、ちゃんと思いを馳せたい。
半生をかけてきた。その集大成を出し切ることなく終わってしまう。それは僕には想像しきれないくらいの喪失だ。たとえ無観客でも、やっぱり開催するべきなんだろうな。この動画を見て、そう思った。
いや、無観客じゃないよね。直接、声援は届かないにしても、モニタの前で手に汗握って見つめているんだから。応援だって、してるんだから。距離はテクノロジーが埋めれば良い。5G回線って、そのためにあるんじゃないのかい。モニタの前の声援を、タイムラグなしに、選手の耳に届けてくれよ。
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回し読み文化はもうないのでしょうか?
今週のお題「一気読みした漫画」
「幽遊白書」と「HUNTER×HUNTER」の間に描かれた、傑作短編の「レベルE」。
冨樫先生ファンの方の多くが、この作品が最高傑作だと口を揃えます。※エビデンス無し
久しぶりに読みたいなと思ったら、少年ジャンプ+で3話まで無料になっていました。
ところで最近の学生はこういったアプリでマンガを読んでいるのでしょうか?友達には回し読みのように、スクショ撮って送ったりしているのかな?
もちろん違法だけど、僕らの時代も回し読みは当たり前だったし、本来であればこういった行為も含めてサービス提供側がデザインできたら粋ですよね。
例えば有料DLしたアカウントには、友達に送るDL割引クーポンをつけたり、何人か(もしくは回数制限)までは回し読み無料で別アカウントに送れたりしたら、新しいコミュニケーションも生まれるかもしれない。
無責任にそんなことを考えたのでした。
販売員が店舗にいる必要は、もう無くなるかもしれない。
べつに販売員さんを機械に置き換えれば良いという話ではありません。販売員は自宅から接客しても良いんじゃないかということ。
そのうえで、お客さんが試着したい場合は時間を合わせて出社して、一緒に話し合いながら買い物ができると良いと思ったんです。
さらに言えば、お客さんが来るのをお店で待つのではなく、これまでの購買行動データから好きなブランドや、持っていないアイテムを導き出して、レコメンドする。お客さんから反応があったら、メッセージ送って背中を押すといったスタイルでも良さそうだ。
ぶらっとお店に寄って、欲しいものと出会うようなセレンディピティは減るかもしれないけど。いや、でもその役割はSNSが担ってくれているしな。
そんなことをこの記事を読んで考えました。
個人的にはアパレルブランドの展示会をオンライン開催してほしい。バイヤーだけでなく、個人消費者も対象に。キュレーションするという役割がある以上、セレクトショップはなくならないと思うけど、もうちょっとアパレルブランドも消費者と直でつながって、受注生産に近い形にしていったほうがサステイナブルだし色々と無駄がないんじゃないかなと。転売ヤーの手を通さずに、本当に欲しがってくれる人が、ちゃんと買えるようになったらいいなと思うんです。
もう無駄遣いはしないなんて、言わないよ絶対。
今週のお題「100万円あったら」
モノ消費の時代から、コト消費の時代になったという。
モノを所有することより、体験に投資したほうが得られる経験や満足感が高いという意見だ。
その通りだと僕も思う。
いっぽうで、「モノを所有」してみることもまた、体験のひとつだよねとも思っている。
例えば僕は革靴が大好きで「JM Weston」や「Alden」を数足所有している。一足が10万を超える高級品だ。
「それだけのお金があるなら、海外旅行に行ったほうが有意義だ」と言われてしまうだろう。そうだよね、僕もそう思う。
でも、お気に入りの靴を履いているだけで、会社に行くのが楽しくなったり、靴好きの方に話しかけられて、時には仲良くなったりといったこともまた、豊かでかけがえのない体験のひとつだと思う。
コトを呼び込むためのモノ消費になら、100万円つぎ込んだって良いじゃないか。
そんな言い訳を自分にしながら、今日も次のほしいモノを探している。
また会いたくなる「さよなら」。
コロナ禍でフルリモートワークになったこともあり、ワンマイルウエアを買いました。
選んだのはタヌキという日本製ランニングウエアブランドのセットアップです。
購入に至った決め手は
☑ランニング&ウォーキングできること
☑ヨガができること
☑セットアップであること
☑スポーティ過ぎないデザインであること
☑すぐ洗えること
という条件を全部クリアしていたから。
ブランドパーパスなども素敵だったし
2020年誕生と新しいブランドということもあって
応援の気持ちも込めて購入してみました。
商品はすでに届いて、何度か着用もしているのですが
デザイン面も機能性も、とても満足しています。
なのですが、僕はまた別のポイントにも感動しました。
それが、購入後のメールに書かれていた一文です。
普通なら「お買い上げいただきありがとうございます」から始まるのが一般的だと思いますが、
「タヌキを見つけていただきありがとうございます」
と書いてあったんですよ。
チャーミングなブランド名を意識した、素晴らしい一文だなと思って震えました。
ユーザー体験を意識したコミュニケーションがまだまだ出来ていない(もしくは必要性に気づいていない)ブランドが多い中で、今回のようなパンチラインに出会うとなんだかめちゃくちゃ嬉しくなります。
そんなタヌキに化かされて、次はカットソーも買いたいなと思ってしまった次第です。
ゴアテックス 梅雨時着たら 汗びっちょ
今週のお題「575」。
梅雨時着たら
汗びっちょ
もう、これにつきませんか?
ゴアテックスのマウンテンパーカを買ったこともあるのですが、
もともと汗かきの僕は、ちょっと歩くだけでインナーがびしょびしょ。
確かに雨は弾いているんですけどね。
びしょびしょになるという結果については、ゴアテックスを着ようが着まいが変わらない…。
どうにかならんものか?
と、解決策を探しているなかで
いまのところイイなと感じているのが
ウールのインナーです。
僕が好きなのはこれ。
夏なのにウール…
ではなく、夏こそウール。
コットンのタンクトップより
汗が乾くスピードが速い(体感値です)ので
梅雨時期のジトッとした不快感がかなり軽減されます。
汗をかいたまま冷房の効いた室内に入っても
これまたすぐに乾くので汗冷えが気になりません。
また、消臭効果もあるようです。
ウールが便利というのは、山登りする人にとっては常識なんだそうですね。
でも猛暑の中を歩き、冷房キンキンの室内で働き、汗冷えと臭いに怯える都市型生活者にとってもウールはおすすめだと思います。
値段は安くないけど、日々、気持ち良く過ごせるほうがイイじゃない!
という方にぜひ。