今年はほぼ日手帳を買わなかった。
9月は手帳の季節、だった。
10年以上書い続けていた「ほぼ日手帳」を、今年はついに買わなかった。アンチだと誤解されたく無いので最初にちゃんと書いておくが、いまもほぼ日手帳のファンであることに変わりはない。ほぼ日というメディア自体も大好きだ。でも、手帳が不要になったのだ。
そもそも、ほぼ日手帳は、手帳が不要な僕に10年以上リピ買いさせてたのだからスゴい。スケジュールはオンラインで管理できるし、日記はブログなりSNSに書けばいい。
でも、ほぼ日手帳は書きたい(ひとによっては描きたい)気持ちにさせてくれる手帳だった。プロダクトそのものだけでなく、ほぼ日手帳コミュニティーに参加したいと思わせるものだった。
僕はほぼ日のおかげで、文章を書くことが好きだと気付かされた。いや、正確には「紙にペンで文字を書くこと」自体が掛け値なしに好きだと気付かせてくれた。
ありがとうほぼ日手帳。また、会う日まで。
(こんなことを書いておきながら、来月あたりLOFTで衝動買いしてたりしそうだから油断できない。)